1950-12-04 第9回国会 参議院 運輸委員会 第3号
同時に又國会そのものといたしましては、従来のあり方から見まして、國会において、或いは全部を承認する場合もありましようし、或いは一部を承認するような場合もありましようし、或いは又全然承認せざる場合もあつたと思うのでありまするから、私どもはどこまでも運輸大臣としては、全部を承認して裁定の履行を実施しなければならないと信じておりまするけれども、そこは國会の権限に属するところでありますから、先刻来申上げたようなお
同時に又國会そのものといたしましては、従来のあり方から見まして、國会において、或いは全部を承認する場合もありましようし、或いは一部を承認するような場合もありましようし、或いは又全然承認せざる場合もあつたと思うのでありまするから、私どもはどこまでも運輸大臣としては、全部を承認して裁定の履行を実施しなければならないと信じておりまするけれども、そこは國会の権限に属するところでありますから、先刻来申上げたようなお
第五十四條の目的が、衆議院が解散された場合には、参議院というものは國会そのものの一院を失つてしまうのだから、何もできない。但し緊急集会だけは特にできるという規定であれば、この規定自体の改正は憲法違反に相なつてくるのではないかと考えます。それから「衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。」
それで只今申上げましたのは、國会そのものの通過を考えておるのでありましては、参議院におきましては、十二分に御審議を得られる時間があるとは申せませんが、十二日までに上げ得られるような工合に目下努力をいたしまして、衆議院の方を早く通過したしまして、こちらの方に廻すように努力をいたしたいと考えております。
二十二日の記者團会見におきまして、吉田内閣総理大臣は、その談話の中に、あたかも委員会の委員が故意にこの審議を妨げておるかのごとき、あるいはまた國会そのものが、この審議を妨げておるがごとき談話が発表されたことは、はなはだ遺憾にたえな四のでございます。
敗戰後日本は民主化される線をまつしぐらに進んで來たのでありますが、日本全体が民主化されるためには、何よりも國会そのものが最も正しく、而も強く民主化されなければならないのであります。にも拘わりませず、今日まで一年半の経過を辿つて参りましたところの國会が、果してその民主化の線に沿うておつたかどうか、この点について我我は特に強く反省を繰返さなければならないのであります。
その途中におきまして、御承知のように内閣の更迭を見た次第でありますが、第三國会そのものといたしましては、当初からの予定されました法案の審議が第一のように考えられるのであります。
しかしながらこの彈劾裁判法によりまして、訴追委員会あるいは彈劾裁判所そのものが独立をして職務を行うことでありますから、國会そのものが職務を行う場合に監督指揮は全然できません。独立した機関でありますから独立で職務執行ができるものと思います。
それから法規委員会の御意見として昨日非常に強調されました法制局の問題でありますが、これは非常に法規委員會が急ぐというよりも國会そのものが急いでおるのでありますから、この法案が通れば直ぐに法制局の拡充をするといいますか、促進を第一にして貰いたいということは尤もでありますが、やはりこれは梅原委員の御意見のように國会図書館の中に含めてやるということが私の希望でございます。
それが政府並びに與党諸君からそれでは本会議にというようなことで本会議に持つて行つてまあ通過ができたというのでありまするから、この國管案というものに対しては全く國民というものが大きな疑惑とこれに対する注目をし、且衆議院のあの騒擾に対してはそれがどこに責任がある、ないという問題でなくして、國会そのものが國民から非常に失望され、信頼を失つた國管案というものが、その後我が参議院に廻つて來た。